笠原ブログ(ローカーボクレンズ第3回)

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アマンクラアンバサダーの薬学博士笠原堅です。

ローカーボクレンズ第3回【満腹感・空腹感について①】です。

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私は、こんにゃくをたくさん食べて胃袋がいっぱいになっても、まだ空腹感を感じます。一方、チョコレートなど甘いものを食べると、胃袋にはまだ余裕があるのに満腹感を感じることもあります。甘いものは別腹とおっしゃる人の気持ちは私には理解できませんが、そんなこともあるのだろうと思います。

この機会に満腹感や空腹感を感じるメカニズムを調べてみました。

以下、満腹感・空腹感についてわかっていること。

1.満腹中枢が機能不全になると摂食量が増える。 空腹中枢 (摂食中枢)が機能不全になると摂食量は減る。満腹中枢と空腹中枢(摂食中枢)は脳の視床下部にある器官。
[引用文献]「空腹・満腹のメカニズム : 中枢性摂食調節機構について」/太田一樹(鎌倉女子大 管理栄養学科教授)/鎌倉女子大学学術研究所報 第12号 1-12頁 2012年より

2.満腹中枢にあるブドウ糖受容ニューロンは、ブドウ糖を取り込むとニューロン活動が上昇する。
摂食中枢にあるブドウ糖感受性ニューロンは、ブドウ糖を取り込むとニューロン活動が低下する。
[引用文献]「医学博士大村裕君の「中枢神経系及び内在性化学物質による摂食調節の研究」に対する受賞審査要旨」日本学士院ウエブサイト掲載資料より
3.迷走神経では、消化中の食物が胃を伸展させたり消化管内に入ると、(中略)視床下部に情報が伝わって摂食調整が行われる。
胃袋が膨れると迷走神経が満腹中枢を刺激する。
[引用文献]総説 摂取抑制物質、抗肥満用サプリメント及び抗肥満薬について/山本勝彦(名古屋学芸大学 短期大学部)、 山中克己(名古屋学芸大学 管理栄養学部)/名古屋学芸大学健康・栄養研究所年報 第2号 2008年より
4.ケトン体(3-hydroxybutyricacid, 3-HBA)は、FFA(遊離脂肪酸)と共に絶食時にはブドウ糖の変わりにニューロンでエネルギー源として消費される。糖尿病患者で血中にケトン体が増加すると強い食欲不振が起こってくる。
3-HBA(ケトン体)を第3脳室内に昼間投与すると、夜間の摂食量が1/2以下に低下する。多連微小電極法で作用させると、満腹中枢(VMH)のブドウ糖受容ニューロンにだけ3-HBA(ケトン体)は効果があり活動上昇する。
摂食中枢(LHA)に対する3-HBA(ケトン体)の作用については未解明(より詳細な実験が必要)。
[引用文献]総説 食欲と内在性有機化合物/大村裕(九州大学医学部 生理学教室)/有機合成化学 第44巻第2号(1986)より

5.レプチンは脂肪組織に由来するホルモンであり、視床下部に強力な飽食シグナルを伝達する。一方、血中レプチン濃度は、肥満の程度に比例して上昇している。

次回に続きます。

 

さらに、ローカーボクレンズにご興味のある方はこちらをご覧ください。

http://www.amankula.com/?page_id=138

 


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2017年01月13日 | Posted in amankula info, blog, blog-kasahara | | Comments Closed 

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